炭水化物抜きはダメだった?

3大栄養素は伊達じゃない!!

あなたは、『3大栄養素』をご存知ですか?

  1. 炭水化物
  2. タンパク質
  3. 脂質

この3つが3大栄養素と言われています。この3つが人間の体を構成する上で必要な栄養素となるものです!ここに、ビタミン・無機質(ミネラル)を加えて5大栄養素食物繊維を加えて6大栄養素などとも言ったりします。この辺りは、割愛させていただきます。この3大栄養素の働きは、人間の筋肉・骨・臓器・血管などの体を構成するものを作るためと、体を動かすためのエネルギー源としての働きの2種類があります。体を動かすエネルギーを、炭水化物と脂質が主に担っています。体を構成する物を作るのが、タンパク質です。

この3大栄養素のどれか一つでも欠けると、体を動かしたり体を作ったりするのに支障が出てしまいますね。とは言っても、一食や一日欠けたからと言ってどうにかなってしまうものでもないのですがね。ですが、偏食やダイエットや食事制限等で極端に摂取しなくなると、どこかのタイミングで影響が出てくるでしょう!

炭水化物を毎日食べる方が長生きする??

PRESIDENT Onlineに面白い記事が載っていました!医学博士の川口美喜子さんの「100年栄養」と言う著書を再編された記事に書かれていたことです。https://presidento.jp/articles/-/78027?page=1#goog_rewarded

健康で長寿な人の共通点は好き嫌いがなく、色んなものを食べる人だそうです!そこに書いてあった昔の人の格言で「健啖家は長生き」と言う言葉があるそうです。

健啖家とは「好き嫌いなく何でも旺盛に食べる人」でただの大食いとは違います!川口美喜子さんが出会っていらっしゃった、健康でご長寿な人の「素質」ぴったりだそうです!健康に生活するには、偏った食生活ではいけないんですね!

最近よく耳にするのが、「タンパク質」の摂取が取り沙汰され「糖質」を控えようという事です。そして、タンパク質を過剰に摂取し糖質を極端に減らすという偏食になっている中高年の方が増えてきているそうです。

これは、TVやインターネットと言ったマスコミやメディア等から沢山の健康に関する情報が発信され、それがあなたの記憶に知らず知らずのうちに刻まれているそうです。確かに、CMやスーパー等で売っている商品でも「糖質オフ」や「糖質を分解」や「高タンパク質や」「プロテイン配合」と言った言葉を聞いたり見たり良くします。それに、インターネットで検索すれば「糖質制限ダイエット」「糖質を控えよう」や「高タンパク質○○」「タンパク質足りてますか?」と言ったような結果が沢山出てきます。

また、

  • 筋力維持の為にタンパク質を摂取しないといけない。
  • 糖質の過剰摂取が、肥満の原因となっている。
  • 糖質の取りすぎによって起こる体内の「糖化」「炎症」が病気の原因となっている。

と言った情報が、記憶に刻まれているようです。

ここからとある初老の女性のお話です。

川口美喜子さんに初老の女性が話しかけてこられたそうです。

この女性は、筋肉を減らさないようにと朝昼晩とタンパク質の多い「卵、納豆、小魚、刺身、豆腐」を食べていたそうです。ご主人もタンパク質中心の食事を心がけ、低脂質な食事も心がけていらっしゃったようで、夫婦そろって瘦せ型でメタボとは無縁だったそうです。ですが、更に体重が落ちてきたらしく心配になってきたそうです。

この体重の減少が、フレイルと言われる「加齢による虚弱」の始まりのサインかもしれませんでした。川口美喜子さんは、女性に食生活を見直してもらうために、「タンパク質」と「炭水化物」の栄養について説明をされました。

「お米は良質なたんぱく源!運動後にも体にも良い☆」と言うブログにも書いたのですが、エネルギー源となる炭水化物を摂取しないと、タンパク質がエネルギー源として使われるという事に繋がります!つまり、筋肉を作るために摂取していたタンパク質が本来使われる事に使われずに、エネルギー源として使われることで筋力が低下してしまうのです。

体に良いメディアで報じられている事を実践することで、偏食になった結果、体に良くない方向へと進んでしまうのです。特に高齢の方は、食が細くなるので偏食をした時の影響は大きくなります!

炭水化物、タンパク質、脂質と一つの物として捉えずにどういったバランスで摂取するのかという事を考えて食事をしていくことが、健康で長生きをする秘訣ですね!

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