お米は糖質制限関係なし

お米は糖質制限関係なし

糖質とは?

今「糖質制限」と言われる、糖質の接種を控えるダイエットや健康への考え方が浸透してきています。そもそも、糖質とは3大栄養素の一つである「炭水化物」から食物繊維を取り除いたものの事を言います。糖質には、3種類の分類があります。

  1. でんぷんやオリゴ糖などの多糖類
  2. 砂糖や乳糖などの二糖類
  3. ブドウ糖や果糖などの単糖類

この3つがあります。これら3つに分けた分類を「糖類」と言います。1から順番に分子量が大きく3はそれ以上分解されない糖類です。分子量が大きい程、消化吸収が遅くなります。多糖類や二糖類は体に吸収されるときには、ブドウ糖に分解され吸収されます。

糖質について、砂糖のイメージ写真

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お米の主成分

お米(白米)の主成分は炭水化物です。150g(お茶碗一杯)辺り55.7g含まれています。他にも、たんぱく質3.8g・脂質0.5g・ビタミンB1 0.03㎎・ビタミンB2 0.02㎎・カルシウム5㎎・鉄0.2㎎・マグネシウム11㎎亜鉛0.9㎎・食物繊維0.5gと色んな栄養素が含まれています。お米には、これだけ多くの栄養素が含まれています。また、アミノ酸スコアと言われる食品に含まれるたんぱく質の栄養価を必須アミノ酸と言われる体内では作ることができない9種類のアミノ酸の組合せから評価したもので100が満点で65と評価されています。小麦は37です。お米は、小麦に比べるとアミノ酸スコアも高いです。ですが、どちらも100ではないので100に近づけるためには、他の食品と一緒に食べる事が大切です。

お米は体のパフォーマンスを上げる!

ここまでお米の性質について書いてきましたが、お米の糖質は多糖類である「でんぷん」です。お米は多糖類であるでんぷんであるため消化・吸収が穏やかです。また、血糖値の上昇が穏やかで腹持ちもよいです。お米には、食物繊維・タンパク質・ビタミン・ミネラルなどが含まれており、糖質の代謝を助けてくれます。

また、お米は脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖の供給源にもなります。消化吸収が穏やかなので長時間安定的に供給することができます。この結果、脳の機能を正常に保つことができるようになります。私たちの体の神経系は、様々なビタミンB群の働きによって、神経伝達物質の生成を助けスムーズに機能しています。

"脳トレで有名な"「脳科学者の川島隆太氏」が朝食を食べる事が大切とおっしゃっており、主食はパンよりもお米の方が脳の発達に良いとおっしゃています。お米は、血糖値の上昇がパンよりも穏やかであることが関係しているようです。

お米は、お米だけで食べる事が少なく色んなおかずと食べる事が多いですよね。と言うことは、その分血糖値の上昇を抑えるだけでなく他の栄養素も摂取できるということになります。

糖質のと言うピンポイントの側面だけを考えると良くないように見えますが、広い範囲で見る事が大事になりますね!

ただし食べすぎはいけませんよφ(..)メモメモ

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